早朝の激しい雨による球場不良により試合の開催が危ぶまれたが、両軍の懸命の復旧作業により無事GBN第二戦が開催される運びとなった。足のコントロールが利かないほどの球場状態とは対照的に、針の穴を通す制球力を備える両投手のテンポの良い投球により、7回まで試合を行うことができた。試合が動いたのは二回裏。安打と四球で作った二死満塁の好機に西田が右安を放ち、鬼道衆が2点を先制。ピンチは4回表。無死満塁とされるが、中野の粘投により内野ゴロの間の1失点で凌いだ。1点リードで迎えた最終回。先頭打者に安打を許すと、二者連続の二塁打であっという間に逆転。打者一巡の猛攻となり8点を失った。その裏、執念で1点を返すも反撃もここまで。強敵相手に勝利目前まで迫るも、最後は地力の差を見せつけられ、公式戦連勝とはならなかった。